生協の取り組み
コープ東北の自主基準
国の基準をよりよいものにしていくために、日本生活協同組合の基準に準じて、食品添加物や微生物基準の自主基準を設定しています。また、食に関する様々な問題についても、その時点での科学的根拠をもとに、対応や方針を進めています。
コープ東北の
「食品添加物に対する考え方」
コープ東北は、食品添加物を、「不必要なものであり、悪いものである」と考えてはいません。
食品添加物には、食品の加工に不可欠なものも数多くあります。現在、厚生労働省が指定している食品添加物は、約1,500品目にのぼります。この中には、加工食品の製造に欠かせないものや、食生活や食文化に役立っているものもあります。
コープ東北は、これまで、日本生協連の安全性評価に基づいて食品添加物の基準を設け、安全性を追求し続けてきました。現在は、食品添加物について次のように考え、取り組みを続けています。
- 安全性に問題がないとされた食品添加物であっても、使用しなくてもすむものであれば、使用しない。
- 食品添加物の使用は、リスクアナリシスの考え方に基づき、安全性、必要性、有用性を検討した上で行なう。
- 食品添加物の安全性評価について、日本生協連が行なう今後の再評価・見直しの成果を取り入れていくことによって、
最新の科学的知見を取り入れた基準にし、事業と運動に貢献できるようにする。
- (1)この基準はコープ東北が取り扱う全ての「食品」に適用します。
- (2)この基準の対象となる「食品」とは、酒類を除く食品衛生法で定める食品とし、
医薬品及び医薬部外品を除く全ての飲食物とします。 - (3)食品添加物自主基準は、日本生協連の安全性評価に基づくものとし、
この評価が変わった場合には連動して改訂されるものとします。基準の決定・変更は常勤理事会で行います。