商品検査の取り組み

放射性物質検査

2011年の東日本大震災時の原子力発電所での事故により、放射性物質が各地に拡散しました。
行政は基準値を超える商品の流通を防ぐため、定期的なモニタリング検査を継続して行っています。
生協の検査は、その補完的なものとして、生協で多く取り扱う商品や産直品・地場産品について、自前で検査を行っています。
輸入商品についても必要な場合は検査を行います。

検査している項目

放射性ヨウ素(I-131)、放射性セシウム134(Cs-134)、放射性セシウム137(Cs-137)です。

  • ①サンプリング~抽出

    ①サンプリング~抽出

    検査品は可食部を取り出し細かく刻み専用容器に隙間なく入れます。

  • ②測定

    ②測定

    専用容器を検出器に入れてふたを閉め測定を開始します。放射性物質から出るガンマ線を測定します。

  • ③解析・結果の確認

    ③解析・結果の確認

    専用のPCで測定結果を確認し結果を出します。

食品群の基準値と検出限界値

検出限界値
食品群 基準値 セシウム
134
セシウム
137
飲料水
(飲料茶含む)
10 1 1
牛乳 50 5 5
乳児用食品 50 5 5
一般食品 100 10 10

(単位 Bq/kg)

こんな検査をしています

産直品や市場流通の野菜・魚介類、アクアクララ原料水など。

利用する組合員の安心の醸成と、放射性物質による汚染地域が東北地方または近隣である場合、産品の風評被害を払拭することが目的です。

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