商品検査の取り組み
残留農薬検査
生協が取り扱っている「産直品」は、生協版GAP (※)に則って栽培や農薬管理がされています。
産直野菜や産直米を中心に栽培が正しく行われていること、適切に農薬を使用していることの検証が目的です。検査結果は、生産者の栽培方法の改善に繋げています。
(※)「GAP」とは、農業生産において、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みのこと。(農水省HPより)
*2023年度より、日本生協連商品検査センターに委託して検査を行っています。
検査している項目
国内登録農薬を中心に、550農薬項目(2025年3月21日時点)を実施しています。
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①サンプリング~抽出
検査品はミキサーで細かく砕き、農薬が溶け出しやすい試薬を加えて必要な成分以外の固形分を取り除きます。
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②精製
色素や夾雑物なども取り除きます。
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③分析および解析
分析機器にかけて農薬が含まれているかどうかを確認し、含まれていた場合は濃度を確認します。
こんな検査をしています
1.産直品を検査しています
生協で取り扱っている「産直品」について、農薬が適切に使用されていることや、基準値を超える農薬が残留していないことを、定期的に検査をして確認しています。
「産直品」の例 :トマト、きゅうり、いちご等。
*産直産地で自主検査を行っているケースもあります。それらはここには掲示しておりません。
2.輸入された農産物を検査しています
輸入された農産品は取扱いの多いものを中心に、定期的に検査を行っています。
「輸入農産品」の例 :バナナ、ブドウ、かぼちゃ、オクラ等。
3.お申し出品を検査しています
組合員からのお申し出で、農薬の残留が原因と疑われるものについて、検査で確認をしています。
検査の実施状況