みんなが願う「食の安全安心」

みんなが願う「食の安全安心」の取り組み
─ 食品安全はみんなの仕事 ─

食品の安全性を確保する取り組み:フードチェーン

フードチェーンとは、野菜・果物・肉・魚・加工品など全ての生産物が、生産→加工(製品化)→流通→販売を経て、消費者(組合員)の食卓に届くまでの一連の工程のことです。
食品の安全は、フードチェーンにたずさわる一人ひとりが、食品の安全性確保の取り組みのためのバトンをつなげていくことによって実現します。

品質を確保するためのそれぞれの取り組み

【生産段階】
                  産地では、飼育や栽培、収穫、出荷など、すべての工程に関する管理・記録を生産者自らがしっかり行います。
                 ↓
                【製造・加工段階】
                製造工場や加工工場では、仕入れから出荷までの各工程ででリスク管理を適切に行います。
                 ↓
                【流通段階】
                卸元や物流センターでは、温度管理や梱包など、商品ごとに適切に取り扱い、運搬します。
                 ↓
                【配達や店舗での販売時】
                支所や物流センターからの配達時、店舗での販売時には、適切な温度管理で商品を取り扱います。
                 ↓
                【消費段階】
                消費者である組合員も、家庭でのリスクを考え、衛生・品質を管理することで「品質保証システム」が完結します。商品の品質を保つために必要なことを考えてみましょう。

消費者(組合員)の役割

フードチェーンの最後のバトンを受け取るのは、消費者(組合員)です。消費者(組合員)が食の安全を意識し、取り組むことによって、フードチェーン全体の安全性が最後まで保たれることになります。
なお、食品安全基本法では、消費者の役割として以下を掲げています。

  1. 食品の安全性の確保に関する知識と理解を深める
  2. 食品の安全性の確保に関する施策について意見を表明するように努める

こんなことありませんか?

こんなことありませんか?(コープ九州HPより)

(出典:生活協同組合連合会コープ九州事業連合
ホームページ)

家庭でも、気づかないうちに小さな食品事故がおこっています。
食の安全の最後のバトンを受け取るのは消費者(組合員)です。
組合員も、消費者の責務として、食の安全をさらに意識していただくための取り組みを進めていきましょう。

もっと知りたい方に

▲ページトップへ